能力(容量)とは何かを考えてみましょう。
エアコンのよく効いた部屋をイメージして下さい。今、エアコンのスイッチを切ると部屋の温度がドンドン上がっていきます。この原因は
。
などによって部屋の温度が上がっていきます。侵入や発生する熱を熱負荷と呼びます。熱負荷よりも、エアコンの冷す能力(容量)が小さければ、部屋を冷やす事が出来ません。その為、適切な容量のエアコンを選ぶ必要があります
熱負荷よりも、小さな容量のエアコンを使うと、冷す能力よりも浸入や発生する熱の方が多くなるので、徐々に温度が上昇して、全く冷えません。仮に冷やす事が出来た場合でも、エアコンは常にフルパワーの運転になるので、故障の原因になったり、寿命を縮めたりしますので、適正な能力のエアコンを選んでください。
(よく、少しでも冷えれば良いからと小さなエアコンを選ぶ方がありますが、全く冷えません。逆にエアコンを止めて窓を開ける方が涼しくなりますのでご注意ください。)
簡単に必要な容量を調べる方法はまず、エアコンのカタログを見てみましょう。下図はエアコンのカタログに載っている内容です。この中で畳数の目安と言う項目があります。この機種の場合冷房時は8〜12畳になっています。この場合
最小値8畳は木造住宅の場合の目安になります。
最大値12畳は鉄筋住宅の場合の目安になります。
簡単に調べられる反面「西日が入る」「古い家で断熱が良くない」などの要因がある場合容量不足になる場合があります。その場合は最適能力チェックで必要な容量を調べてください。