ランニングコストは6.3kw1台より2.8kw2台の方が得なのでしょうか。
21帖のリビングに設置予定ですが販売店の店員さんから6.3kwのエアコンよりも2.8kwを2台入れた方がランニングコストが安いと言われました。普段1台で使っていて真夏の熱いときだけ2台目も使うのは6.3kw1台で普段から使っているより経済的になるのでしょうか?
次のような条件で比較して見ます。
比較条件
2.8kwエアコン:ナショナル CS-X284A 6.3kwエアコン:ナショナル CS-X634A2 部屋の広さ:20畳 エアコン使用時間:(社)日本冷凍空調工業会の期間消費電力算出基準に基づく 電気代:1kwh当り23円で計算 エアコン工事付き価格 CS-X284A:170,000円と仮定 CS-X634A2:270,000円と仮定
年間電気代の比較
CS-X284Aの期間消費電力量896kwh 年間の電気代は20608円 2台使用した場合の電気代は41,216円
CS-X634A2の期間消費電力量3057kwh
年間の電気代は70311円
よって1年間の電気代は2.8kwを2台使用する方が29,095円安い
10年間の電気代と取得費用比較
CS-X284A2台の取得価格340,000円
10年間2台分の電気代412,160円
合計752,160円
CS-X634A2の取得価格270,000円
10年間の電気代703,110円
合計973,110円
よって2.8kw2台の方が220,950円安くなる。
冷房時の能力比較
CS-X284Aの能力範囲0.6kwから3.7kw
1台使用と2台使用を使い分ければ能力範囲は0.6kwから7.2kw
CS-X634A2の能力範囲0.6kwから6.5kw
よって2.8kw2台の方が能力範囲も広く付け始めハイパワーで冷せる。
2.8kw2台使用した時の長所、短所
- 2台で部屋を冷すので、部屋内の温度ムラが無く冷せる。
- 万一エアコンが故障してももう1台が使用できる。
- 夜間や真夏以外は1台だけでも冷せる
- 初期取得費用が高くなる。
- 設置場所が2台分必要
注意
■計算した電気代は(社)日本冷凍空調工業会の期間消費電力算出基準に基づく使用条件で計算していますので、使用期間、設定温度によって結果が変ります。
■夜間なら2.8kw1台で20畳を冷せるとは限りません。風量が弱いので温度ムラができる可能性があります。
■実際の設置場所によって結果が大きく異なる事があります。また、比較するエアコンメーカによっても変ります。
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