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隠蔽配管での取付工事|エアコントラブル相談室

隠蔽配管での取付工事

隠蔽配管での室内機取り付け

隠蔽配管を行う利点

新築や増改築を行う場合エアコンの配管を隠蔽するのを工事業者から薦められる事がよくあります。隠蔽配管でエアコンを取り付けると外壁側だけに制限されず、好きな場所に室内機を設置する事が出来ます。

例えば下記のような事例で窓側のエアコンだけでは台所まで冷せない場合に隠蔽配管で施工すれば風を行き渡らせる事が出来ます。

隠蔽配管での室内機設置

ビルトインエアコン

下記のように天井埋め込み式のビルトインエアコンを選択するとさらに設置場所の自由度が増します。

ビルトインエアコン

天井に埋め込んで取り付けるため、好きな場所に圧迫感無く取り付けることが出来ます

ビルトインエアコンでの設置

10年後の再利用について

隠蔽配管で取り付けた場合、10年後エアコンを取り替える時も配管を再利用できるのですか?と言う質問をよく頂きます。10年後は解りませんので、10年前の隠蔽配管に付いて説明します。

1990年代はエアコンのフロンガスとしてR22というタイプが使われていました。このフロンガスはオゾン層の破壊を伴うので最近はHFC410Aと言うタイプが使われています。この2種類のフロンガスは併用するオイルの種類が異なる為、配管の再利用に問題が発生します。

例えば、隠蔽配管されたR22のフロンガスを使用したエアコンが、故障して動かない場合は配管内部に残ったオイルを回収する事が出来ない為、配管に洗浄剤を流してオイルを除去したり、場合によっては壁をはがして配管の入れ替えを行う場合も有ります。

隠蔽配管されたエアコンがコンプレッサーの故障を起こして配管内部を汚してしまったり、ガス漏れを起こし、漏れ個所が特定できない場合も配管の入れ替えを薦められる事があります。

古いエアコンが正常に動作している時に、エアコンの入れ替えを行えば、配管内のオイルも回収でき配管の再利用が出来ます。この様に個々のケースによって再利用できるか否かは様々です。

隠蔽配管の長所

隠蔽配管の短所

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