リビングとベランダが離れていると、リビングにエアコンを設置するのが困難な為、下記のようにベランダ側の部屋にエアコンを設置して冷気をリビングまで送る必要が有ります。
来客時に奥の部屋が見えたり、子供など部屋の使用者が扉を開けるのを嫌がったりと言う問題がよく起こります。
上記のような問題を解決する為には、配管をベランダまで引っ張り、リビングにエアコンを設置する方法を取ります。
下記のようにベランダ側の部屋に配管を通してエアコンを取り付けます。赤い線が配管を通すルートとなり、ベランダ側の部屋に配管が通過する仕様になります。
実際の工事事例は下記のようになります。ベランダ側の壁だけでなく部屋と部屋の間の壁にも穴を開けて配管を通します。
室内機からは水が出るので、ベランダ側の穴まで少し下り勾配をつけて配管します。
配管に勾配が付けられない場合は、下記のように水だけ洗面所や流し台に流します。上記の間取図では青い矢印の流し台に水を流す仕様となります。
部屋をまたいでエアコンを取り付ける場合、下記のような問題点があります。