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エアコンカタログの見方|エアコントラブル相談室

エアコンカタログの見方

ルームエアコンの選び方

エアコンカタログの見方

エアコンのカタログを見ても、沢山載っていて、何を基準に選んで良いのかなかなか解らないと思います。そこでまず、エアコンのカタログを見てみましょう。下図のようにエアコンの一覧が書いてあるページがありますので、ご覧下さい。

カタログ機種一覧表
横軸は機種の一覧で、左の方が高機能で省エネ機種です。右に行くほど機能が少なくなり、電気代も上がって行きます。昨年の機種も載せている場合があるので、種類がたくさんある様に思われますが、主力商品は各メーカとも3〜5シリーズまでです。次に縦軸はエアコンの容量の違いを表しています。下に行くほど能力が大きくなります。

能力の選び方については、エアコン能力の選び方をご覧下さい。

エアコンカタログの最初のページをめくっていくと、機能や特徴を説明しています。 必要な機能がどのシリーズに搭載されているのかを調べて、エアコンを選んでください。

エアコン性能表の見方

エアコンカタログの性能表
次にカタログの性能表の見方です。上記はダイキンエアコンの性能表です。一番上には何畳に最適なエアコンかが書かれています。この機種の場合は8畳用のエアコンです。



エアコンカタログの能力表示
次に能力です。冷房の能力を見ると「2.5」と書かれていますので、このエアコンは2.5kwタイプのエアコンです。その横の「0.9〜3.2」は能力の可変が出来る範囲を表しています。最大値が大きいほど、大きなパワーで急激に部屋を冷やすことが出来ます。ある程度冷えてくると、エアコンは能力を落として、設定温度を維持するように運転します。最小値が小さいほど、きめ細かな温度管理ができるエアコンとなります。


エアコンカタログの消費電力表示
次は電気代です。日本冷凍空調工業会の動作基準でエアコンを使った場合、年間の電力はこの機種の場合856kwhとなっています。年間の電気代を調べる場合は1kwh当たりの電気代(およそ23円)を掛ければ出てきます。下の段は省エネルギー法目標基準値に対する達成率を表示しています。達成率が高いほど、COP値が大きいほど省エネルギーのエアコンとなります。

エアコンカタログの配管長さ説明
次に配管パイプ長さに関する説明です。この機種の場合、配管パイプの長さが20mまで、室内機と室外機の高低差が12mまで問題なく使用できます。例えば4階にエアコンを着けて室外機を1階に置く事も可能です。配管パイプが長い場合はガスを追加で入れる必要があります。ここには記載されていませんが、この機種の場合配管パイプの長さが15m以下であればガスを入れる必要はありません。


エアコン仕様一覧表
次はエアコンの仕様表です。カタログの最後の方に記載されていますので、詳しく調べたい方はぜひご覧下さい。ここには室外機、室内機の運転時の音の大きさが記載されています。音を気にする方はここもチェックポイントです。特に低価格のエアコンは音が大きい場合があります。

ファン電動機出力が大きければ、風量を強く出せ、ムラなく冷やす事が出来ますので、リビングなど広い部屋に取り付ける場合は比較して下さい。

新製品はチョット待て。

新製品の開発

ルームエアコンの新製品が発売になる秋から冬にかけて、翌年の新製品の設計が始まります。企画部門や開発部門から、次期新製品に搭載する機能を盛り込んで試作が始まります。

試作が完成すると「性能が出ているか」「新機能の効果は」など実験と検証が行われます。そこで出た問題点を変更して次の試作が始まります。この様に試作毎に新製品が出来上がっていき工場部門に引き継がれます。

世界初など、今までに無い新機能を付けた場合は工場で量産が行われても、問題点の変更が続いている事があります。そこで、新製品の購入は発売から1月程度待ってから購入する事をお奨めします。

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