ルームエアコンのカタログを見ると下記のようなスペックが記載されています。下記機種の場合暖房時の能力可変範囲0.9-5.4kw、冷房時の能力可変範囲は0.9-2.9kwとなります。
現在発売されているルームエアコンのほとんどはインバーターエアコンと言って、冷やす(暖める)能力を可変する事が出来ます。真夏の帰宅時にエアコンのスイッチを入れるとルームエアコンは最大の能力でお部屋を冷やそうとします。つまり、最大値が大きいほど急激にお部屋を冷やす事が出来ます。
お部屋が冷えて設定温度に近くなると、エアコンは冷やす能力を落として、設定温度を維持しようとします。しかし、最小の能力まで落としても部屋が設定温度以下に冷えすぎてしまう場合は、コンプレッサーを一時停止して、温度調節を行います。しかし、コンプレッサーを停止すると温度の変動幅が大きくなってしまいます。つまり、最小の能力が小さいほど正確な温度コントロールが出来る事になります。
実際にきめ細かな温度設定が必要なのは就寝時ではないでしょうか、そこで、2011年モデル2.2kwの高級機種と普及機種で冷房能力の可変範囲を比較してみました。
メーカー | 型式 | 最低能力 | 最高能力 |
東芝 | RAS-221JDR | 0.2 | 3.3 |
日立 | RAS-S22A | 0.2 | 3.4 |
日立 | RAS-AS22A | 0.3 | 2.8 |
パナソニック | CS-X221C | 0.4 | 3.4 |
パナソニック | CS-F221C | 0.5 | 2.8 |
三菱 | MSZ-ZW221 | 0.6 | 3.4 |
富士通 | AS-Z22A | 0.6 | 3.4 |
東芝 | RAS-225JD | 0.7 | 3.2 |
ダイキン | S22MTRXS | 0.7 | 3.3 |
三菱 | MSZ-GM221 | 0.7 | 2.8 |
シャープ | AY-A22SD | 0.8 | 2.8 |
コロナ | CSH-W2211 | 0.8 | 3.1 |
コロナ | CSH-N2211 | 0.8 | 3 |
シャープ | AY-A22SX | 0.9 | 3.4 |
ビーバー | SRK-22RSM | 0.9 | 3.1 |
ビーバー | SRK-22TM | 0.9 | 2.7 |
ダイキン | S22MTES | 0.9 | 2.8 |
富士通 | AS-J22A | 0.9 | 2.7 |