引き続き好評のお掃除機能、2008年4月現在では下記の7社がフィルターの自動掃除機能を搭載しています。
しかも、普及機種や全機種にお掃除機能を付けてきたメーカーもあり人気機能であることが解ります。
上記以外にサンヨーのEシリーズはお掃除機能こそ付いていませんがリモコンボタン一つでフィルターが 降りてくる機能を搭載してきました。
フィルターのお掃除方式は昨年同様大きく分けて2つの方式があります。
ナショナルのお掃除ロボットは、小さなパットとブラシがフィルター表面を動き、かき取ったホコリを掃除機の隙間ノズルの様に小さな吸い込み口で吸い取る方式です。
その他のメーカーはフィルター全体をブラシやブレードなどでホコリをかき取る方式です。
集めたホコリの処理方法にも2つの方式があります。
ナショナル、東芝、シャープは換気用のダクトを通じでホコリを排出します。ごみ捨ての手間も不要となります。
では、各社のお掃除機能について説明していきます。
ナショナルのお掃除機能も今年で4年目 少し、改良が加えられました。
ナショナルのお掃除機能は、フィルターの上を小さなスポンジのようなパットと、ブラシで汚れをかき取り、すぐ横の吸い込み口から屋外に自動排出していました。
ことしは、さらに補助のパットを追加しかき上げ性能を向上しました。
また、今年のカタログには「10年お手入れ不要」の文字が消えました。
これは、逆にナショナルお掃除機能自信の表れでしょうか
ノズル部分の実際の写真は右の通りです。
このように、小さな部分を掃除し吸い取るので掃除能力はNo1です。
逆に、小さなノズルを少しずつ動かして掃除するので、時間が掛かる点、掃除機能が働くと音が大きい点が欠点です。
そんな、欠点を補うのがタイマーお掃除機能です。 タイマーセットし音が大きく時間の掛かるお掃除作業を不在時間に行えば気になりません。
東芝は一定時間経つとブラシがフィルターのゴミをかき取り、換気ファンを通じて屋外に排出します。
しかも、全体を一気に掃除するのでおよそ40秒のスピード清掃です
フィルターお掃除以外のお掃除機能も搭載されています。
まず、アルミの熱交換器を樹脂コーティング、油や汚れを水で洗い流します。
また、プラズマイオンチャージャーが汚れやにおいを吸着し除去します。なお、昨年機種に搭載していたファンのお掃除機能は付いていないようです。
三菱のお掃除機能も、一定時間ごとにブラシでエアフィルターの汚れをかき取ります。
ホコリはダストボックスに集められますが、大容量ダストボックスなので10年分のホコリをためておくことが出来ます。
ブラシ部分は、右写真のようにエチケットブラシと同じタイプのブラシです。
これが、フィルターの上のホコリをかき取ります
日立のお掃除機能は徹底してステンレスにこだわっています。
お掃除ワイパーの素材はエチケットブラシと同じ素材で、フィルターのホコリをかき取ります。
その、フィルターにもステンレスを使い、汚れが付きにくくしています。
シャープのお掃除機能は一定時間経過後、ゴムのラバーとブラシが一体になったもので、エアフィルターのホコリをかき取ります。
昨年のラバーだけの形状から改良が加えられたようです。
シャープの2008年モデルは全機種にお掃除機能が搭載されました。
お掃除機能の先駆けといえばこのメーカーでしょう
定期的にフィルターが動き、ブラシで付着したホコリをかき取ります。 かき取られたホコリはダストボックスに集められます。
サンヨーはお掃除機能を搭載していませんが、リモコンボタンでフィルターが写真のように下がってきます。
別売のフィルターに交換するだけでお掃除終了です。