フィルターの自動掃除機能が人気となり、昨年はナショナルのように占有率を伸ばしたメーカーがありました。2007年4月現在では下記の7社がフィルターの自動掃除機能を搭載しています。
フィルターのお掃除方式は大きく分けて2つの方式があります。
ナショナルのお掃除ロボットは、小さなパットとブラシがフィルター表面を動き、かき取ったホコリを掃除機の隙間ノズルの様に小さな吸い込み口で吸い取る方式です。
その他のメーカーはフィルター全体をブラシやブレードなどでホコリをかき取る方式です。
フィルターがキレイになるのは小さな面積を掃除し吸い取るナショナル方式だと推定できますが、全体を掃除する時間が掛かる、ホコリを吸い取る音が大きいと言う欠点があります。(2007年モデルは掃除時刻のタイマー設定とファンの改良で少し改善されています)
集めたホコリの処理方法にも2つの方式があります。
ナショナル、東芝、シャープは換気用のダクトを通じでホコリを排出します。ごみ捨ての手間も不要となります。
ルームエアコンのカタログを見ると10年という表示が多く出てきます。
10年間全く手入れ不要という印象を持ちますが、通常注釈が付いています。(例:・・・油汚れが気になる時は取り外して水洗いする事をおすすめします。ナショナル)「10年お手入れ・・・」はメーカーのキャッチフレーズと考え、年に一度はグリルをあけフィルターがキレイに掃除できているのか確認する事をお勧めします。
手間の少なさで選ぶなら、ナショナルのお掃除ロボットです。只、掃除の音と所要時間が長い欠点があります。(販売店での展示見本は換気ファンを動かしていないので音の確認が出来ません)
時々、フィルターをチェックする。現状から少しでもフィルター掃除が楽になればよい。と言う前提であればどのメーカーのエアコンでもよいと思います。