ルームエアコンには空気清浄フィルターや脱臭フィルターなどの消耗部品が付属し、定期的に掃除や交換が必要な機種が多くあります。そこで、各メーカーの最高機種で1年間に必要な消耗品のコストで比較してみました。
主要メーカーの消耗品年間コストを比較すると下記のようになりました。富士通とコロナが消耗品コスト0円でトップですが、各エアコンの機能が異なるので単純に比較する事が出来ません。
例えば、サプリメントカートリッジがついた三菱や換気扇に給気機能がついている、日立、サンヨー、ダイキンは消耗品が多く必要となる為、年間の消耗品コストが高くなってしまいます。
メーカー | 空清フィルター 金額/寿命 |
脱臭フィルター 金額/寿命 |
給気フィルター 金額/寿命 |
サプリメント 金額/寿命 |
年間消耗品 コスト |
富士通ノクリアシリーズ | なし | なし | なし | なし | 0 |
コロナAiGシリーズ | なし | なし | なし | なし | 0 |
東芝EDRシリーズ | なし | 1575円/6年 | なし | なし | 263 |
サンヨーEXシリーズ | 1050円/3年 | なし | 630円/1年 | なし | 980 |
シャープSXCシリーズ | 3150円/3年 | なし | なし | なし | 1,050 |
ナショナルXシリーズ | 1575円/3年 | 1890円/3年 | なし | なし | 1,155 |
三菱Zシリーズ | なし | 1575円/6年 | なし | 1260円/1年 | 1,523 |
日立Sシリーズ | 1575円/2年 | 1575円/3年 | 1050円/3年 | なし | 1,663 |
ダイキンFシリーズ | 2525円/3年 | なし | 1680円/2年 | なし | 1,682 |
そこで、空気清浄と脱臭機能に使用するフィルターだけで比較すると下記のようになります。一般的に電気集塵式の空気清浄機を搭載している機種や空気清浄と脱臭フィルターを兼用で使用しているメーカー程ランニングコストが安くなるようです。
しかし、この比較方法にも少し問題があります。どの機種が一番空気をキレイにするのか?どの機種が一番脱臭するのか?本来は費用対効果で比較する事が一番なのですが、さすがに、そこまでの比較は出来ません。(工業会等で各メーカー共通の比較基準でも出来れば可能かも?)下記金額を参考にカタログの機能を見て比較してください。
メーカー | 空清フィルター 金額/寿命 |
脱臭フィルター 金額/寿命 |
年間消耗品 コスト |
富士通ノクリアシリーズ | なし | なし | 0 |
コロナAiGシリーズ | なし | なし | 0 |
東芝EDRシリーズ | なし | 1575円/6年 | 263 |
三菱Zシリーズ | なし | 1575円/6年 | 263 |
サンヨーEXシリーズ | 1050円/3年 | なし | 350 |
ダイキンFシリーズ | 2525円/3年 | なし | 842 |
シャープSXCシリーズ | 3150円/3年 | なし | 1,050 |
ナショナルXシリーズ | 1575円/3年 | 1890円/3年 | 1,155 |
日立Sシリーズ | 1575円/2年 | 1575円/3年 | 1,353 |