100Vのエアコンに200Vを印加したら?|エアコントラブル相談室
工事業者が新しいエアコンに200Vを印加して壊れてしまいました。
先週エアコンを購入して取り付け工事に来てもらったんです。そのときエアコンの電圧は100Vで引越し先の部屋に取り付けてあったコンセントが200Vだったみたいで、業者の人が取り付けを終えてスイッチをいれたら「バンッ」というような音がしてエアコンの配電盤が壊れてしまったみたいでもう使えないような事を言われてしまいました。エアコンを購入する側としてはコンセントの電圧がどうなっているかどうかを確認してまで購入しないと思います。業者の確認ミスだた思うんですがご意見伺えないでしょうか?
状況により完全に業者のミスとは言えません
建物が賃貸、自己所有などの条件にもよりますが、エアコンを取り付ける前のコンセントの形状がどうだったかが問題になります。
コンセント形状変更工事をしたにもかかわらず、電圧確認をしていなければ、完全に業者の確認ミスになると思います。
コンセントの形状変更の工事がなく、平行やIL、IT型のコンセントで通常は100Vが供給されているべきコンセントに200Vが来ていた場合は、元々の建築業者やリフォーム業者にも責任はあると思います。
エアコンの内部にはこの様な時の為にバリスタと言う部品が付いています。100Vの機種に200Vを印加するとバリスタが瞬時に壊れてショートし、ヒューズを溶断します。バリスタが壊れる事によって、他の電気回路にダメージを与えない構造になっていますので、ヒューズとバリスタを交換するか室内のプリント基板を交換すれば、エアコンは問題なく動作すると思います。
あくまでも参考意見として、後は取付業者とご相談ください。業者が工事賠償保険に加入していれば、保険で処理できる場合もあります。
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