室内機の解体新書
分解する室内機を観察します。
ルームエアコンの室内機です。今回はダイキン製のエアコンを使用しました。エアコンのスイッチを入れると、下側の2枚の羽が開いて風が吹出します。上部のグリルの部分で室内の空気を吸い込みます
室内機を壁面に取付ける金具です。この金具を部屋の壁に取り付け、上下4箇所で室内機を引っ掛けます。上2箇所だけで引っ掛ける機種や隠しビスで固定できる機種もあります。
室内機の裏面です。左上から黒い断熱材に包まれているのが配管パイプで、太いパイプと細いパイプの2本が入っています。左下から出ているのは、
- 室内機に付着した結露水を排水するドレンホース。
- 室内機と室外機をつなぐ電線。
- それと電源コードです。
室内機の背面にも多少結露しますので、結露水が流れるように溝があります。
室内機の解体
前面グリルを開くと、現れるのがエアフィルターです。室内機が空気を吸い込む時にほこりなどを除去します。ここが目詰まりすると風の流れが悪くなり冷えなくなりますので、定期的に掃除して下さい。
エアフィルターを外すと、アルミのフィンが見えます、これが蒸発器です。冷房運転時はこの蒸発器が冷たくなります。薄いアルミ板の間に空気を流す事によって熱交換が起こり、空気が冷されます。また、冷たくなった蒸発器に結露水が付着しますので、ドレンを通じて室外に排水します。
機種によってはこの部分に空気清浄フィルターや脱臭フィルターなどがついている機種もあります。
前面グリルを取外します。
前面グリルを取外すと、蒸発器(アルミのフィン)の全景が見えてきました。
右側は電気回路で、エアコンを制御しています。
下側には水平方向のルーバーがあり、右側のモーターで風向きを調整しています。
その奥に垂直方向のルーバーがあります。手で左右に風向きを変えれるタイプとモーターで風向きを変えれるタイプがあります。
電気回路部分の拡大で、室内基板が見えます。この機種の場合は2枚の室内基板を使用しています。
電気回路部分下側のリモコン受光部基板です。ワイヤレスリモコンから送られた信号の受信を行っています。
下側ルーバーの奥には風を送るファンが見えています。
ドレンパン
蒸発器に付着した結露水を集めるドレンパンを取外します。
この機種の場合ドレンパンと風向ルーバーが一体になっています。ドレンパンに集められた水は接続されているドレンホースから屋外に排水されます。
ファンとファンモータ
ドレンパンを取外すと、ファンが見えてきました。このファンが回転する事によって、室内の空気を蒸発器を通して集め、吹出し口から冷たい風を送ります。
右側の電気回路のブロックを外しと、ファンモーターが見えてきました。白く、赤、白、黒のリード線が出ているのがファンモーターです。このモーターで室内ファンを回転させています。
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